TOPPERS初級実装準備セミナーを2004年2月19日、20日の両日に、東京・南蒲田の城 南地域中小企業振興センターのパソコン教室にて開催しました。受講者の条件とし まして、C言語で開発のできる方、リアルタイムOSの初心者の方としまして22 名の方に参加していただきました。準備セミナーは最終的な教材と講義内容の の確認のためのセミナーとなります。
この初級コースはTOPPERS/JSPカーネルをベストプラクティスとして、リアルタイムOS上に組込みソフトウェアをいかに構築するかを実習を通して体験、学習を行って頂くセミナーです。1日目は座学中心、2日目は実習中心の構成となっています。 以下の日程で行ないました。
実習の教材としてはオークス電子株式会社のOAKS16-MINI FULLKIT BOARDの完成品 を使用しました。このキットはWindows上で実行する評価版の開発環境がCD-ROM中 に収められており、これをパソコンにインストールして実習を行いました。やはり、 2日間では納得の行くまでの学習を行うには短すぎる感があり、ほとんどの受講者 の方が教材のボードを持ち帰られました。
受講者のアンケートとして「分かりやすかった」等、好意的なご意見を頂きました が。機材の準備方法、セミナーコンテンツ以外の資料の用意、講師用のシミュレー ションによる課題の説明等、もっと分かりやすくする工夫が必要であると感じられ ました。 この教材については、次回のセミナーに向けて改善を行っていきます。
組込みソフトウェア管理者・技術者研究会(SESSAME)では、 組込みソフトウェア技術者の教育教材として「鹿威し」の企画と開発を行っています。
TOPPERSプロジェクト教育ワーキング・グループも、昨年のET2003にて、 TOPPERS版の鹿威しを発表しました。 ET2003のモデルでは、連続稼動中に振動で筒がずれてしまい、 動作が停止してしまう不具合が発生しました。
今回、ベースとなるRTOSをTOPPERS/JSPカーネル1.4にバージョンアップしたものを公開させて頂きます。 また、SESSAMEの斉藤さんの協力を得てMDAツールBridgePointで作成した鹿威しソフトウェアも同時に公開します。
TOPPERS版鹿威しは以下のメンバにより企画・製作されました。