(toppers-users 1604) Re: 機種依存部の階層構造について(Re:

Masaki Muranaka monamour @ monaka.org
2004年 9月 3日 (金) 17:35:44 JST


こんにちは。

On 2004/09/03, at 14:26, Imai Kazuhiko wrote:
> (ARMは扱ったことがないのですが、似たような状況ではな
> いでしょうか。)

MIPSも割込みコントローラは内蔵が多いのですか。なるほど。
ARMも似たような状況です。
ボード依存部に書くのはちょっと違うんじゃないかなという気がする時は
あります。
とはいえ、割込みコントローラだけ特別扱いするのもどうなのかなという
気もします。

RISC系の割込みコントローラの多様性とは対極にあるような例ですが、
SHやH8の場合、SCIやSCIFのドライバはアーキテクチャの枠を超えて
共有できそうですね。しかし、現状は各ディレクトリに分散して
存在しています。

高田先生が良く用いる「リアルタイムOSはCPUのデバイスドライバだ」
という表現に則って考えると、2層とか3層とかで留まらず、狭義のCPU
であるコアとそれ以外を可能な限り分離して、再構成可能にするのが
理想なのかもしれません。CPU依存部は特殊なデバイス
ボードとは配線材の抽象表現であり、同一アドレス空間にあるデバイスは、
物理的にチップの中にあるか外にあるかは問わず等しく扱う、
ていうくらいの勢いで。

…アドレス空間毎にデバイスレジスタのメモリマップを書くと
依存部を構成してくれるツール、案外現実的かもしれない…?

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from もなか