(toppers-users 3391) Re: 時間処理関連の確認法

koizumi yoshiyuki koizumiyoshiyuki @ gmail.com
2011年 1月 29日 (土) 15:40:12 JST


高田先生

 こいさんです。

大変失礼な質問をしたことをお詫びします。
 恥を忍んで、小生の勘違い、失敗をメモします。

TOPPERSを始めた当時一度はuser.txtに目を通しましたが、今回質問したような事項が記載されているとは読みきれませんでした。というより、膨大な情報の前に折れてしまい、その後は忘れてしまったのが本音です。今までは、分かる範囲で使用して来ました。不明事項があると、手元の資料より、net検索で入手した多少あやふやな情報を元に理解を深めていたのが実情です。
質問後、再度読み直しまし反省しきりです。

1 アプリ名の指定
perl ../configure -T cq_starm_gcc -Aperf0
を実行するとsample1のソースを取る込まれません。意図が分からず混乱です。sample1が取り込まれ、実行ファイル名が変わると理解していました。

2 テストプログラムの取り込み
今回の質問で、-Aperf0はテストプログラムが取り込まれるらしいと理解。
ならば、-ttestの追加でperf0取り込まれると考えましたが取り込まれません。Makefileが無いと叱られます。そこで、-t../testを実行するとやはりMakefileが無いと叱られます。
perl ../configure -T cq_starm_gcc -Aperf0 -t../test

 意味も無くsample/Makefileをtestにコピーして再実行
出来ました、出来ました。これでようやく分かりかけました。

3 -Dオプション
「-D ..」では駄目なのですね。
-T cq_starm_gccは../targetを探してくれるので、-testでも探してくれても良さそうです。ならば、-D..これもNGでした。

4 Makefileの指定
 ../configure -Tcq_starm_gcc -Aperf0 -t../test -mMakefileは正常に動作しす。が、
 ../configure -Tcq_starm_gcc -Aperf0 -t../test
-m../sample/Makefileは動作しませんでした。
失敗です。../sample/Makefileのファイル名がMakefile.bakになってしまいました。(ここには不具合がありそうです)

このメモは相当整理されています。ここまで来るには、語れない多くの失敗がありました。何かの役に立てば幸いです。
テストには小生が欲しいと思ていた色々なサンプルがあります。sample1のようにtest下のプログラムの具体的な使い方の説明(触ってみたい、面白そうと思わせる)が欲しいと思いました。netのTOPPERS使用例も大半はsample1のmakeと動作した、動作せずくらいしか書かれていません。testの使い方の説明が欲しいですね(さくらでも)。TOPPERSでて供されている資料には様々なことが書かれています。しかし、最初に見たときは挫折でした、情報が濃すぎる気がしています。利用する立場向けのモノがあると嬉しいですね。(入門、利用者など)
 色々有難うございました。先に進めそうです。

以上
**


2011年1月28日13:55 koizumi yoshiyuki <koizumiyoshiyuki @ gmail.com>:

>  高田先生
>
>  こいさんです。
>
> 有難うございました。ざっと見まして、評価の手法を理解しました。性能評価用システム時刻は遡らずに動作し、ms以下の時間が0や999に近い処まで変化していればOKとしましょう、これを基準に微小時間待ちのテストと理解しました。やってみます。
>
>  テストプログラムで気になることがあります。
> 1 syslogの完了を待つ事は可能でしょうか。
>> 1が可能ならlogタスクよりmainタスクの優先度を高くすると微小時間読み出しの差分は自分のオーバヘッド(2回読みと評価)と、タイマのカウントアップだけになり、テスト制度をあげる事が出来ると思っています。(差分の見積もりが可能)
> ある意味、組み込みはタイマの精度全ての基準です。この確認を可能限り正確にしておく必要があると思っています。target_timer_probe_int()の誤りが簡単に見つかる手法を考えていました。
>  nsの待ち処理は命令実行のクロックを算出して、実測が正しい手順でしょうかね。
>
>  追伸、 レベルの低い話ですみません。
> 小生、TOPPERSはsample1以外は動作させたことはありません。test下のプログラムを実行するには、sample1用のconfigureを実行しsample1関連のソースを削除して、必要なソースをtestからコピー、makeを修正して実行の手順で良いのでしょうか。
>  testに何かあることは知っていましたが、どう使うのか良く分からずに居ました。
>
> 以上
>
>
> 2011年1月28日11:06 Hiroaki TAKADA <hiro @ ertl.jp>:
>
>> こいさん
>>
>> 性能評価用システム時刻の取得のテストは test/test_utm1 に、微少時間
>> 待ちのテストは test/test_dlynse にありますが、test_utm1 は時間が遡
>> らないことのテストで、時間が正しいかまでは見ていません。
>>
>> 時間が正しいか見るには、
>>
>> get_utm → tslp_tsk(xxミリ秒) → get_utm
>>
>> の順で発行して、get_utm の返す値の差が xxミリ秒におおよそ一致してい
>> ることをチェックしてもらえばよいと思います。
>>
>> 高田広章
>> 名古屋大学
>>
>> (11/01/28 10:56), koizumi yoshiyuki wrote:
>> > こいさんです
>> > TOPPERS/ASPを同一アーキテクチャのボードに移植しました。オリジナルと
>> > は、CPUのクロックが異なります。又、タイマのHWを変更しました。
>> > TOPPERSの時間関連の処理はタイマ割りこみに時間、性能評価用システム時刻
>> > の取得、微少時間待ちがあります。これらが正しく動作していることを確認する
>> > にはどうすればよいのでしょう。
>> > タイマ割りこみ時間はsample1のtslp_tsk(10秒)の時間を計ればよいと思いま
>> > すが、性能評価用システム時刻の取得時間と微小時間待ちの待ち時間が正しいこ
>> > とはどうすれば確認できるのでしょうか。
>> > これらを確認するためのアプリケーションが入手できればと思っています。
>> > よろしくお願いします。
>> > 以上
>>
>>
>
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