(toppers-users 3390) Re: 時間処理関連の確認法

koizumi yoshiyuki koizumiyoshiyuki @ gmail.com
2011年 1月 28日 (金) 13:55:40 JST


 高田先生

 こいさんです。

有難うございました。ざっと見まして、評価の手法を理解しました。性能評価用システム時刻は遡らずに動作し、ms以下の時間が0や999に近い処まで変化していればOKとしましょう、これを基準に微小時間待ちのテストと理解しました。やってみます。

 テストプログラムで気になることがあります。
1 syslogの完了を待つ事は可能でしょうか。
2
1が可能ならlogタスクよりmainタスクの優先度を高くすると微小時間読み出しの差分は自分のオーバヘッド(2回読みと評価)と、タイマのカウントアップだけになり、テスト制度をあげる事が出来ると思っています。(差分の見積もりが可能)
ある意味、組み込みはタイマの精度全ての基準です。この確認を可能限り正確にしておく必要があると思っています。target_timer_probe_int()の誤りが簡単に見つかる手法を考えていました。
 nsの待ち処理は命令実行のクロックを算出して、実測が正しい手順でしょうかね。

 追伸、 レベルの低い話ですみません。
小生、TOPPERSはsample1以外は動作させたことはありません。test下のプログラムを実行するには、sample1用のconfigureを実行しsample1関連のソースを削除して、必要なソースをtestからコピー、makeを修正して実行の手順で良いのでしょうか。
 testに何かあることは知っていましたが、どう使うのか良く分からずに居ました。

以上


2011年1月28日11:06 Hiroaki TAKADA <hiro @ ertl.jp>:

> こいさん
>
> 性能評価用システム時刻の取得のテストは test/test_utm1 に、微少時間
> 待ちのテストは test/test_dlynse にありますが、test_utm1 は時間が遡
> らないことのテストで、時間が正しいかまでは見ていません。
>
> 時間が正しいか見るには、
>
> get_utm → tslp_tsk(xxミリ秒) → get_utm
>
> の順で発行して、get_utm の返す値の差が xxミリ秒におおよそ一致してい
> ることをチェックしてもらえばよいと思います。
>
> 高田広章
> 名古屋大学
>
> (11/01/28 10:56), koizumi yoshiyuki wrote:
> > こいさんです
> > TOPPERS/ASPを同一アーキテクチャのボードに移植しました。オリジナルと
> > は、CPUのクロックが異なります。又、タイマのHWを変更しました。
> > TOPPERSの時間関連の処理はタイマ割りこみに時間、性能評価用システム時刻
> > の取得、微少時間待ちがあります。これらが正しく動作していることを確認する
> > にはどうすればよいのでしょう。
> > タイマ割りこみ時間はsample1のtslp_tsk(10秒)の時間を計ればよいと思いま
> > すが、性能評価用システム時刻の取得時間と微小時間待ちの待ち時間が正しいこ
> > とはどうすれば確認できるのでしょうか。
> > これらを確認するためのアプリケーションが入手できればと思っています。
> > よろしくお願いします。
> > 以上
>
>
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