(toppers-users 744) Re: Linux 上のサンプルプログラム構築について

Naohide Ogata nogata @ fukushima-iri.go.jp
2003年 1月 29日 (水) 15:22:10 JST


福島県ハイテクプラザの尾形です。

<200301270700.AA01637 @ pdt3.konica.co.jp> の、
   "(toppers-users 743) Linux 上のサンプルプログラム構築について" に
おいて、
   "s.sakakibara @ konica.co.jp (榊原悟)"さんは書きました:

> そこで、
> makefileのカーネルのコンフィギュレーションファイルの生成(makefile:
154行目付近)を
> 以下のように修正してみたのですが、変わりませんでした。
> makefileの修正:
>      $(CPP) $(INCLUDES) $(CDEFS) $(UTASK_CFG) > $(UTASK_CFG).
i
>      $(JSPDIR)/cfg/cfg -s $(UTASK_CFG).i -c -cpu $(CPU) 
-system $(SYS) -obj
> 
> エラーを回避するには、どのような方法があるでしょうか。
> アドバイス及び何か情報をいただけると助かります。
> 

 セルフコンパイラ、クロスコンパイラにgcc-3.xを使った場合の逃げ方に
ついては、(toppers-users 736)に書きましたが、以下に手順だけ再掲しま
す。
 多分、ターゲットに関わらず発生する問題だと思いますので、サブジェク
トの「H8 用に...」は紛らわしかったかもしれませ
ん。

------ここから

 とりあえずgcc 3.x 系でとりあえず使えるようにするやり方は次のとおり
です。

・/utils/makedep の書き換え

 124行目を次のように変更します。

---
変更前
<               if ($line =~ /^\#\s*([0-9]+)\s*\"([^\"]+)\"/) {
---
変更後
>               if ($line =~ /^\#\s*([0-9]+)\s*\"([^\"\<\>]+)\"/) {
---

 セルフコンパイラもgcc 3.x 系の場合(Redhat 8.0)の場合は、Makefile 
も修正しま
す。Redhat 7.x では必要ありません。
 154行目の $(CPP)のあとにオプション「-traditional」を付加しま
す。

 kernel_cfg.c kernel_id.h kernel_chk.c: $(UTASK_CFG)
        $(CPP) -traditional $(INCLUDES) $(CDEFS) $(UTASK_CFG) | 
$(JSPDIR)/cfg/c\
fg -s -c -cpu $(CPU) -system $(SYS) -obj

------ここまで

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