Embedded Technology 2016

TOPPERSプロジェクトは、2016年11月16日〜18日にパシフィコ横浜で開催される組込み総合技術展(Embedded Technology 2016:ET2016)TOPPERSセッションを開催します。また、TOPPERS/SESSAMEパビリオンも出展します。

ET2016 カンファレンス

Embedded Technology 2016の併催カンファレンス(スペシャルセッション)スペシャルセッションにおいて、TOPPERSセッションを開催します。

プログラム

第1部
TOPPERSプロジェクトの概要と最新の成果
高田 広章 氏 (名古屋大学 未来社会創造機構・教授/
大学院情報科学研究科・附属組込みシステム研究センター長)

【講演内容】
本講演では、TOPPERSプロジェクトについて概説した後、最近の活動成果と現在の取り組み、および今後の活動予定について紹介する。また、自動車や家電、ロケットなどの各種組込み事例についても紹介する。

組込みシステムに適した コンポーネントシステムTECSの最新状況
~TOPPERS/ASP3標準搭載~
安積 卓也 氏 (大阪大学 大学院基礎工学研究科 助教)

【講演内容】
TOPPERSプロジェクトの組込みソフトウェアを部品化し再利用性を高め、部品流通を促進する取り組みとして、TECS(TOPPERS Embedded Component System)について紹介する。TECSでは、コンポーネントベース開発によるソフトウェアの再利用性を高めるだけでなく、C言語のプロトタイプ宣言の曖昧さを排したTECSのインタフェース記述によって、RPC(Remote Procedure Call)や関数呼び出しのトレースなどのコードを自動生成できる。TOPPERS/ASP3でTECSが標準搭載され、カーネルの機能がコンポーネントの枠組みで利用可能になり、システムサービスがTECS化された。
本セッションでは、TECSの概要を解説後、新しくなったシステムサービスのコンフィグレーション方法と、TECSを用いたアプリケーション開発方法について説明する。

ECHONET Liteプロトタイピングツールの紹介
長島 宏明 氏 (コアーズ株式会社)

【講演内容】
ホームネットワークWGでは、ECHONET Lite通信ミドルウェア「TOPPERS/ECNL」向けに、mrubyを使用したECHONET Lite機器のプロトタイピングツールを開発している。
そのプロトタイピングツールの機能と使い方について紹介する。

TOPPERS開発者会議の活動紹介
岡山 直樹 氏 (アイシン・コムクルーズ株式会社/
TOPPERS開発者会議実行委員会)

【講演内容】
AISIN comCruise Co., Ltd. / WG of TOPPERS Developpers MeetingTOPPERSプロジェクトでは、TOPPERSカーネルをはじめとする開発成果物の開発者・利用者を対象に、年に1度、2泊3日の合宿形式で集中的に議論・開発する場として、TOPPERS開発者会議を開催している。開発者会議は、開発成果物の利用者が、開発者自身と直接会って議論できるイベントとしても活用されている。本セッションでは、本年度の開発者会議の内容を中心に、開発者会議実行委員会の活動の紹介を行う。

第2部
TOPPERS/EV3RTの紹介
李 奕驍 氏 (名古屋大学大学院情報科学研究科 )

【講演内容】
TOPPERS/HRP2カーネルをベースとしたLEGO Mindstorms EV3ロボット開発キット用ソフトウェアプラットフォーム「TOPPERS/EV3RT」について紹介する。
EV3RTの豊富なAPIや動的ローディング等の機能を用いて、手軽にリアルタイムの高いアプリケーションを開発できる。
今後はIDEサポートやWiFi通信等の機能拡張を通して、更にユーザビリティを向上する予定である。

IoT用学習や開発ができるTOPPERS教育教材:TOPPERS BASE PLATFORM V1.1
竹内 良輔 氏 (リコー株式会社/TOPPERS教育WG主査)

【講演内容】
TOPPERS教育WGが開発したTOPPERS BASE PLATFORMV1.1はSTM社Cortex-Mの6つのエバレーション・ボードに対応し、IoTに対応したArduino Shield(LCD/ADC/BLE/WiFi/I2C等)と組み合わせて、学習やI/F開発やドライバ開発に活用できる。
プラットフォームは開発済みで、今後は一般公開と機能拡張、セミナー用教材開発を同時に行っていく予定である。

Arduino,mbed,TOPPERSを全部試せる!
  GR-PEACH向けソフトウェアプラットフォームのご紹介
松原 豊 氏 (名古屋大学)

【講演内容】
本講演では、TOPPERS/ASPカーネル上でArduinoやmbedライブラリを使ったアプリケーションを開発できるソフトウェアプラットフォームを紹介する。
クロスコンパイラのインストールが不要なウェブコンパイラ、GUIでプログラム開発が可能なIDEにも対応。IoTアプリケーションのプロトタイプ開発にも最適。

Arduinoベースの TOPPERS/R2CA + IoTシールド
本田 晋也 氏 (名古屋大学/
TOPPERSプロジェクトシニアテクニカルエキスパート)

【講演内容】
Makerムーブメント等によりアイデアを簡単に実現するラピッドプロトタイプ環境の人気が高まっている.
ArduinoボードでTOPPERSのRTOSとArduinoライブラリを使用可能な環境であるTOPPERS/R2CAについて紹介する.TOPPERS/R2CAとWifi・センサコネクタ・SDを搭載したIoTシールドと各種IoTサービス向けのライブラリを組み合わせることにより容易にIoT機器のプロトタイプを作成することが可能である.

TOPPERS/SESSAMEパビリオン

TOPPERSプロジェクトでは、最新の開発成果物を展示したプロジェクト専用ブース、プロジェクトメンバ企業のブース、特設プレゼンテーションコーナーなどをSESSAMEと共同でTOPPERS/SESSAMEパビリオンとして出展します。

パビリオン内で受賞作品を展示しておりますので、ご来場の際は、ぜひお立ち寄りください。

共同出展企業一覧

協賛企業一覧

共同出展企業紹介

株式会社ヴィッツ

出展製品名・サービス名:

    自動運転実現に貢献できるサービス

株式会社ヴィッツでは自動運転実現に貢献できるサービスとして、車載セキュリティサービス、ADASサービス、支援ツールサービスを出展致します。
車載セキュリティサービスでは迫るセキュリティ脅威から守る技術として車載セキュリティ導入支援ソリューション及び車載セキュリティ教育ソリューションのご紹介を致します。
ADASサービスでは画像認識/センシング検証向け3Dアニメーション環境を用いて白線認識、障害物認識システム検証コスト低減を実現する仮想空間検証環ソリューションのご紹介を致します。
支援ツールサービスでは車載セキュリティ開発プロセスを支援するツールのご紹介を致します。

株式会社エーアイコーポレーション

出展製品名・サービス名:

    統合開発環境&ミドルウェア ソリューション

弊社は、TOPPERSを積極的に推進しているほか、機器組込み用ソフトウェアの専門商社として30社以上の有力企業のソフトウェア製品を販売しています。本展示会では、TOPPERSに対応した統合開発環境「TrueSTUDIO」や、TOPPERSとの組み合わせ実績が豊富な各種ミドルウェアを紹介します。TrueSTUDIOはECLIPSE IDEフレームワークを用いた日本語対応の開発環境です。また高度化する組込み機器に必要とされる、様々なニーズに応えるミドルウェアを活用したリューション事例も合わせて展示します。

APTJ株式会社

車載制御システム向けのソフトウェアプラットフォーム(ベーシックソフトウェア及びRTEモジュールの総称)を開発しています。この分野では、欧州を中心に策定されているAUTOSAR規格が世界的に広く利用されています。APTJは、名古屋大学の研究開発成果を活用して、日本の自動車業界のニーズに応えられるAUTOSAR規格に準拠したソフトウェアプラットフォームを提供します。

【APTJの特色】
独自のビジネスモデルによって以下を実現:

  • 高度な技術提供、コンサルティングに対応できるインテグレータの育成
  • きめ細やかな日本型サポートを提供(ローエンドCPUへの最適化対応等)

SCSK株式会社

出展製品名・サービス名: 

    QINeS
SCSKでは2015年10月より、AUTOSAR準拠 国産BSW「QINeS(クインズ)」を販売しています。
AUTOSAR 4.0.3に準拠し、LIN/CANを含む主要モジュールのすべてが含まれています。
ICC3レベルでありながら16bit/32bitマイコンに載る軽量のBSWと、高速な独自RTOSを備えています。
また、AUTOSAR 4.2の導入が本格化する2017年に合わせてバージョンアップを予定しています。
しかし、BSWを購入するだけではAUTOSARの導入を成功させることが難しいのが実情です。
昨年からQINeS-BSWを販売展開するにあたって実体験した、AUTOSAR準拠BSWによる導入の勘所を公開し、これからAUTOSAR対応を開始されるエンジニアの皆様にソフトウェア・プラットフォーム導入にあたってのポイントをご紹介します。

NEC通信システム

出展製品名・サービス名:

  • ①「EthernetAVBソリューション 車載GE-PON適用デモ」
  • ②「Autosar導入開発キット」
  • ③「汎用リモートエージェント

今回のTOPPERSパビリオンでは、弊社が培ってきた車載開発技術から最新のトピック、3点をご紹介します。次世代の高速車内LANとして研究、標準化が進む「車載GE-PON」をデモ展示。Autosarの実装イメージの理解を助け、アプリケーションの試作をお手伝いする「Autosar導入開発キット」。より複雑化する自動車通信を統合制御するゲートウェイ、「汎用リモートエージェント」について、詳しくご紹介いたします。

株式会社サニー技研

出展製品名・サービス名:

    次世代車載LANソリューション
サニー技研は、国産初のマイクロコンピュータの量産が始まった1974年に誕生、ともに成長を続け、同応用システム分野で40年以上の製品開発実績、自動車産業においては15年にわたる製品開発実績を持っています。今回のET2016では、自動車組込み技術のソリューションとして、次世代型車載LAN規格であるCAN FDとCXPIの評価ボード、CAN FD対応のアナライザ、低価格でコンパクトなモータHILS、その他旬な技術も併せてご紹介します。

国立大学法人名古屋大学情報科学研究科附属組込みシステム研究センター(NCES)

NCESでは,産学官による組込みシステム技術の研究を10年にわたって推進してきました。今回はその中からTOPPERS/ATKを利用したAUTOSAR仕様に基づく車載プラットフォームの研究開発をご紹介します。本研究は,NCESを中心に,24社の企業が集まりコンソーシアムを形成して共にAUTOSAR仕様をより良い仕様にし,次世代車載プラットフォームを創り上げようというものです。車載ソフトウェア開発が全て海外製にならないように,国内企業の皆さまと協力し全力を挙げて日本に於ける開発力の維持・向上を目指してまいります。製品評価用のラジコンカーも一緒に展示致しますので,ぜひNCESの取組みをご覧になって下さい。

阪大京大苫小牧高専 特別会員団体

TOPPERSプロジェクトに特別会員として参加している3団体が、それぞれの研究開発成果を共同で出展します。
・阪大:EV3RTをベースとしたmruby on EV3RT+TECS (ETロボコン認定プラットフォーム)を展示します。mruby (軽量Ruby) で EV3 を操作できます(一通りのセンサ、モータを利用可能)。スタンドアローンで開発する方法とBluetoothを用いて開発する方法の2つが利用できます。
・京大:協調設計環境SWORDSをご紹介します。SWORDSとは、ARMプロセッサとFPGAが集積されたデバイスであるプログラマブルSoCのための協調設計支援ツールです。ソフトウェアの開発知識のみで、プロセッサとFPGAのいいとこ取りをした高品質な組込みシステムが実現できます。TOPPERSカーネルからFPGA上のHWタスクの振る舞いを管理制御するデモも展示します。
・苫小牧高専:汎用RX62Nボード(TECL-01)と、教育用ベースボート(TECL-02)その他を展示します。TECL-01/02は、苫小牧高専創造工学科の情報科学・工学系の実験・演習・研究用として、卒業研究・特別研究の学生により開発されました。また、農業機械の次世代電子制御ソフトウェア基盤開発プロジェクトのテーマの一つであるCAN/イーサネットゲートウェイの研究開発等にも使用しています。
学における組込みリアルタイムOSの研究開発に興味のある方、産学連携に興味のある方、学の研究って役に立つの?と思われている方のご来場をお待ちしています。

協賛企業紹介

東海ソフト株式会社

当社は「技術をカタチで提案します」をモットーに、TOPPERSなどを活用した組込みソフトの受託開発を行っています。組込み業務の分野は車載ソフト、民生では自動販売機やサイネージなどを多く手掛けています。また、組込みだけでなく、IoTGateway"FlexDevice",クラウド,ディープラーニングを活用したソフト開発も手掛けている独立系のソフトハウスです。

アイシン・コムクルーズ株式会社

弊社は、組込みソフトウェア開発の専門会社として2007年に創立されました。
自動車は、今後、更に電子化が進み、ソフトウェアに対するニーズは、これからも発展・増大することが予想されます。一方で、新興国の急成長、環境規制や低燃費ニーズなど自動車を取り巻く環境に様々な変化が生じています。
この様な状況を乗り越えるべく、アイシングループ共通のビジョンである「かけがえのないグローバルパートナー」の一員として、ソフトウェア開発を中心に活動していきます。

株式会社アルファプロジェクト

アルファプロジェクトはハードウェア、ファームウェア、PCソフトウェアの受託開発を主業務として 1986年に静岡県浜松市で設立した独立系のシステムハウスです。
マイクロプロセッサの黎明期からマイコンを使ったシステムの開発など、30年以上の長きにわたって 数多くの開発プロジェクトに携わっております。
TOPPERSなどを活用した組込みソフトウェアの開発も承っておりますので、お気軽にご相談ください。