(toppers-users 4565) Re: SafeGの動作状況の確認について
Yoshitaka Takebe
takebe @ sec.co.jp
2016年 7月 7日 (木) 12:48:33 JST
本田様
セックの建部です。
助言ありがとうございます。
昨日、質問した後、試行錯誤しまして、Trust側のFMPの実行まで確認できました。
Trust側の出力をUART1に変更して、とりあえず動作確認したのですが、
アドバイス頂いたとおり、UART3を使えるようにするのがよい、
と考えています。
Non-Trust側についてですが
・なぜログが出ないのでしょうか?
Trust側と同じく、"sample1.c"が組み込まれ、"main_task"が動作すると
思っているのですが、違いますか?
・追加で実装する"csu_init"を、きちんと実装できていません。
※ 当面、空の関数です。
現状だとどのような動きになるのでしょうか?
Security Manualを参照する、という過去の質問は拝見したのですが、
どのような実装をすればいいのか、も分かりませんでした。
お手数ですが、こちらについても教えて頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
以上です。
-----------------------返信元のメール-----------------------
Thu, 7 Jul 2016 12:28:52 +0900From: Shinya Honda <honda @ ertl.jp>
Reply-To: users @ toppers.jp
To: users @ toppers.jp
Subject: (toppers-users 4564) Re: SafeGの動作状況の確認について
日時: 2016/07/07(木) 12:28:52
>建部さん
>
>本田です.
>
>動作確認の方法ですが,まず,SafeGなしてFMPだけ動作するか確認して下さい.
>
>FMPの./target/imx6_gcc/target_user.txt
>
>にSDからの実行方法があります.
>
>次に,SafeG環境での確認方法ですが,現状LED等で確認する方法はありません.CANを使う方法はあるかと思
>いますが,UART3を使える用にした方が楽だと思います.
>
>まずは,SafeG + Trust側のFMPが動作する所までを確認されるとよいと思います.
>
>方法としては,
>
>・ Trust側のFMPが使用するUARTをUART1に変更
> FMPの ./target/imx6_gcc/Makefile.target
> 55行目 SYSUART_TYPE = UART3 を SYSUART_TYPE = UART1 に変更
> 再ビルド.
>
>です.これで,Trust側のFMPが起動すれば起動ログがUART1に出ます.Non-Trust側はログが出ないので,Non-
>Trust側を確認するには別途方法を考える必要があります.
>
>以上,よろしくお願いします.
>
>
>On 2016/07/06 11:17, Yoshitaka Takebe wrote:
>> 株式会社セックの建部と申します。
>>
>> TOPPERSプロジェクトで公開されている"SafeG"を利用させて頂きたく、
>> 試させて頂いているところです。
>>
>> SafeG-1.2.2をダウンロード、解凍し、
>> "safeg-1.2.2/doc/jp/target/imx6/README.txt"
>> を参照しながら作業を進め、
>> 現在の状況としては、
>> 『(5) NT-FMP実行 - ○SDカードからのブート』を実施したところになります。
>>
>> これらの手順に沿って実施してみましたが、
>> U-Bootから、"go 0x4f000000"を実施した後、
>> コンソールに何も表示されなくなってしまったため、
>> ソフトウェアが動作しているか確認できませんでした。
>>
>> NT-FMPは、U-Bootを起動したコンソールをそのまま使うのではないのでしょうか?
>> どのようにすれば動作状況が確認できるか、教えて下さい。
>>
>>
>> また、手順の中で、ボードの"GPS"を改造(?)して"UART3"にする、という手順がございますが、
>> これはまだ実施しておりません。
>> ※ UART3は、T-FMP向けのコンソールとして使用していると理解しています。
>>
>> 例えばLEDを制御するなど、改造せずに動作確認できる方法がございましたら、
>> 教えていただけますでしょうか。
>>
>>
>>
>>
>> 以下、こちらで実施している内容の補足情報について、記載します。
>>
>> 手順通りにやってもできなかった箇所があり、一部こちらで試行錯誤したものなっているため、
>> 誤っているところがありましたら教えて頂けますよう、お願いいたします。
>>
>> ●構成
>> ・使用しているボード
>> NXP MCIMX6-SDB (SABREボード)
>> ・使用しているソフトウェア
>> safeG 1.2.2
>>
>> ・ホストPC (開発PC)
>> Ubuntu 12.04
>>
>> ●接続
>> ・"SD3"にSDカードを接続しています。
>> ・"USB TO UART"と記載のあるMicro-USB端子を使ってPCとUSBケーブルで
>> 接続しています。
>> ・"UART3"の改造、接続は行っていません。
>>
>> ●手順詳細
>> ※ ここが誤っている可能性もあるので、細かい内容になりますが、記載させて頂きます。
>>
>> 1. 16GBのSDカードに、パーティションを作成
>> パーティション1:先頭1GB空けたシリンダから128MBで作成
>> (primaryパーティション)
>> パーティション2:パーティション1の後から8GBで作成
>> (primaryパーティション)
>> パーティション3:パーティション2の後から残りサイズ
>> (primaryパーティション)
>>
>> ※ 先頭1GB空けたのは、U-Bootを書き込む場所になると考えたため。
>> 間違っていたらご指摘下さい。
>>
>> 2.フォーマット
>> (SDカードのデバイスファイルは/dev/mmcblk0)
>> /dev/mmcblk0p1 を、mkfs.vfatでフォーマット
>> /dev/mmcblk0p2 を、mkfs.ext3でフォーマット
>>
>> 3.『●u-bootのみビルド』を実施して、u-boot.imxを"/dev/mmcblk0"に書き込み。
>> ※ READMEでは、mmcblk0p1に書き込むような記述になっていましたが、
>> fatのパーティションが壊れてしまったため、このような対応にしました。
>>
>> 4. パーティション1をマウントした後、
>> fmp_t.bin、fmp_nt.bin、monitor.binを、"cp"で書き込み。
>>
>> 5. SDカードを"SD3"に挿して電源投入
>> →U-Bootのコンソールにアクセス
>> →U-Bootのコンソールより、以下を実施。
>> ==================
>> mmc rescan
>> fatload mmc 1:1 0x4f000000 monitor.bin
>> fatload mmc 1:1 0x4f100000 fmp_t.bin
>> fatload mmc 1:1 0x17800000 fmp_nt.bin
>> go 0x4f000000
>> ==================
>>
>> 以上です。
>>
>> ======================================================================
>> 建部 貴隆 ( Yoshitaka Takebe )
>>
>> 株式会社セック 開発本部 第四開発部 (宇宙先端システム担当)
>>
>> ADR : 東京都世田谷区用賀4-10-1 世田谷ビジネススクエア
>> TEL : 03-5491-4404
>> FAX : 03-5491-4771
>> E-Mail : takebe @ sec.co.jp
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>> れましたメール内容は削除していただきますようお願いいたします。
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