(toppers-users 3843) Re: SSPのスタックの記述

koizumi yoshiyuki koizumiyoshiyuki @ gmail.com
2012年 1月 30日 (月) 11:27:11 JST


 斉藤さん

私の意見は、従来と同じようにスタックサイズはCRE_TSKに書けばCFGが処理してくれることを望んでいます。CRE_TSKとDEF_ICSでスタックサイズを算出されるのがマート(?)だし、従来の考え方が継続できると思います。
こうして於いて、スタックの共用を説明するのが分かり易いと思っています。

Cortex-MではタスクのスタックをPSP、DEF_ICSをMSPに割り当てる実装もあるでしょう。

以上

2012年1月30日10:58 Naoki Saito <nsaito.nmiri @ gmail.com>:

> こいさんさん
>
> 斉藤です.
> お答え出来そうなものだけ回答致します.
>
> >  Sample1の場合スタックサイズはDEF_ ICS+各タスク割り当てたスタックの合
> > 計(INIT_TASK、MAIN_TASK、TASK1 ,TASK2)になると思っていましたが、即値で記
> > 述されているようです。TASK3のスタックはTASK2と共用する。
>
> この点については...
>
> SSPでは一つのスタック領域を全ての処理単位で共用しますので,
> そのサイズをどのように算出するかが問題となりました.
>
> 仕様検討時の候補としては2通りありました.
> 1.CRE_TSK の設定値をもとにタスクの最大使用量を見積り,それに
> DEF_ICS の設定値を加えたものを全体のスタックサイズとする.
>
> 2.DEF_ICS は本来でならば非タスクコンテキスト用のスタック領域を
> 指定する静的APIであるが,SSPに限っては「共有スタック領域」を
> 指定するための静的APIとして使うことにする.
> つまり,DEF_ICS にはタスク分と非タスク分の両方を合わせた値を
> 指定し,その値が全体のスタックサイズとしてそのまま使われる.
>
> 結果として,第2案になりました.CRE_TSK を変更しても
> 結果のスタックサイズは変更されないことになります.
>
> というのが現状なのですが,どのようにお感じになりますでしょうか?
>
> > 又、INTHDR_ENTRYの展開がASPとは異なっています(prc_config.h)、
> > LOG_ISR_ENTER()がSSPでは無くなっていますが、従来と同じ作りで良いような気
> > がしています。変わった理由がありましたら、お教え願いたいと思っています。
>
> この点につきましては,当方のミスです.
> 次期リリース版では出力するように致します.
>
> 以上,よろしくお願い致します.
>
>
> (12/01/30 10:15), koizumi yoshiyuki wrote:
> >  こいさんです
> >  SSPのスタックの記述について疑問があります。というか、CFGでのサービスが
> > 欲しいと思っています。
> >
> >  公開されている資料とASPを使って見ての経験かするとSSPのsample1のスタッ
> > クは*.cfgで記述するCRE_TSKとDEF_ ICSからcfg.exeがkernel_cfg.cに自動生成
> > してくれると思っていましたが、ssp-1.1.0.tar.gzではそのように作られていな
> > いようです。
> >
> >  DEF_ ICSは記述は有りませんし。CRE_TSKのスタックサイズを変更しても
> > kernel_cfg.c、マップファイル共変化がありませんでした。
> >
> >  Sample1の場合スタックサイズはDEF_ ICS+各タスク割り当てたスタックの合
> > 計(INIT_TASK、MAIN_TASK、TASK1 ,TASK2)になると思っていましたが、即値で記
> > 述されているようです。TASK3のスタックはTASK2と共用する。
> >
> >  又、sample1のスタックサイズはtarget\cq_starm_gcc\target_test.h
> > の#define STACK_SIZE (128)が使われていますが、target_test.h では無く
> > sample1.hで指定すべきものだと思っています。
> >
> >  別件です。
> >
> > 又、INTHDR_ENTRYの展開がASPとは異なっています(prc_config.h)、
> > LOG_ISR_ENTER()がSSPでは無くなっていますが、従来と同じ作りで良いような気
> > がしています。変わった理由がありましたら、お教え願いたいと思っています。
> >
> >  どのような経緯でこのようになったのでしょうか。
> >
> >  以上
>
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