(toppers-users 202) Re: [Cygwin] そもそもcfgのコンパイルはヤバい ?

TAKADA Hiroaki hiro @ ertl.ics.tut.ac.jp
2001年 6月 5日 (火) 15:14:39 JST


皆様

20日程前のメールで私は書きました:
>> ソースツリーにTOPPERSライセンスを適用できるコードのみをマージして
>> いき、製品開発者がTOPPERSライセンスとGPLライセンスのどちらか好きなほう
>> を選べる(言語Ruby のように)という方法は、検討の余地があるかもしれません。
>> (Ruby のライセンス http://www.ruby-lang.org/ja/LICENSE.txt )
>
> ええ。こういうことを考えていました。GPL「も」選べるデメリットはなさそ
> うだなあと。Ruby がそうしているわけですね。

>> TOPPERS全体のライセンスについては、早急に答えを出さないで、
>> 時間をかけて検討したほうが良いと思います。
>
> すでに一応のものはあるわけですから、急ぐつもりはありません。

この議論を受けて、新しい TOPPERS ライセンス条件を考えてみました (下に
つけます)。GPL も選べることにしたことに加えて、バイナリコードでの利用
を、再利用可能な形なのかそうでないかによって2種類に分けました。時期は
だいぶ先になると思いますが、次のリリースから変更したいと考えています。

TOPPERS プロジェクトとしては、ユーザの皆さんに、なるべく利用していただ
き易いライセンス条件を設定したいと考えています。ご意見等ありましたら、
いただけると幸いです。

高田広章
豊橋技術科学大学
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TOPPERS/JSP Kernel
    Toyohashi Open Platform for Embedded Real-Time Systems/
    Just Standard Profile Kernel

Copyright (C) 2000,2001 by Embedded and Real-Time Systems Laboratory
                            Toyohashi Univ. of Technology, JAPAN

上記著作権者は,Free Software Foundation によって公表されている 
GNU General Public License の Version 2 に記述されている条件か,以
下の条件のいずれかを満たす場合に限り,本ソフトウェア(本ソフトウェ
アを改変したものを含む.以下同じ)を使用・複製・改変・再配布(以下,
利用と呼ぶ)することを無償で許諾する.
(1) 本ソフトウェアをソースコードの形で利用する場合には,上記の著作
    権表示,この利用条件および下記の無保証規定が,そのままの形でソー
    スコード中に含まれていること.
(2) 本ソフトウェアを再利用可能なバイナリコード(リロケータブルオブ
    ジェクトファイルやライブラリなど)の形で利用する場合には,利用
    に伴うドキュメント(利用者マニュアルなど)に,上記の著作権表示,
    この利用条件および下記の無保証規定を掲載すること.
(3) 本ソフトウェアを再利用不可能なバイナリコードの形または機器に組
    み込んだ形で利用する場合には,次のいずれかの条件を満たすこと.
  (a) 利用に伴うドキュメント(利用者マニュアルなど)に,上記の著作
      権表示,この利用条件および下記の無保証規定を掲載すること.
  (b) 利用の形態を,別に定める方法によって,上記著作権者に報告する
      こと.
(4) 本ソフトウェアの利用により直接的または間接的に生じるいかなる損
    害からも,上記著作権者を免責すること.

本ソフトウェアは,無保証で提供されているものである.上記著作権者は,
本ソフトウェアに関して,その適用可能性も含めて,いかなる保証も行わ
ない.また,本ソフトウェアの利用により直接的または間接的に生じたい
かなる損害に関しても,その責任を負わない.

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