TOPPERSカンファレンス2009開催のご案内

TOPPERSプロジェクトでは会員の皆様、TOPPERSにご興味をお持ちの方々にプロジェクトの成果や会員が関係する技術・商品・普及活動の最新動向をお知らせする場として「TOPPERSカンファレンス」を毎年開催しています。

第6回となる今年のカンファレンスのテーマは、「見えてきた次世代RTOS技術 〜TOPPERSコンポーネントシステムと新世代カーネル〜」です。

2003年にNPO法人として設立したTOPPERSプロジェクトは、今年でまる6年を迎えます。2009年5月現在で団体正会員、個人会員、特別会員を含めた総会員数は約230となりました。その間ITRON仕様の技術開発成果を出発点として、各種のオープンソースのリアルタイムカーネルやミドルウェアの開発・提供、次世代リアルタイムOS技術の開発、組込みシステム技術者育成のための教材開発などを行ってきました。他方、組込みシステム開発を取り巻く状況は大きく変わってきており、TOPPERSプロジェクトでは、μITRON4.0仕様を発展させたリアルタイムカーネル仕様として、「TOPPERS新世代カーネル仕様」の策定を進めています。また、2004年から活動してきたコンポーネントワーキンググループが、いよいよTOPPERS組込みコンポーネントシステム(TECS:テックス)として成果を公開する運びとなりました。

この機会に是非カンファレンスにご参加いただき、TOPPERSプロジェクトの新しい動きに接していただければ幸いです。

ポスター
社内掲示、回覧などにご利用ください。
ポスター(319KB)

開催概要

(更新日: 2009年5月28日)
◆日  時
2009年6月19日(金)10:00〜19:30(9:30受付開始)
◆会  場
大田区産業プラザ(PiO) 4F コンベンションホール
〒144-0035 東京都大田区南蒲田1-20-20
TEL:03-3733-6600

<会場までのアクセス>
京浜急行線 京急蒲田駅東口より徒歩3分
JR京浜東北線、東急池上・多摩川線 蒲田駅東口より徒歩13分
◆主  催
特定非営利活動法人 TOPPERSプロジェクト
◆後  援
社団法人 組込みシステム技術協会(JASA)
◆定  員
140名(先着順にて受付)
◆参加費
会 員:10,000円
非会員:15,000円
学 生: 3,000円
(いずれも消費税込み)
◆お申込み方法
参加申込みは締め切りました。
たくさんのお申込みありがとうございました。
◆参加費のお支払い方法
お申込みを受け付けましたら、折り返しメールにてお支払方法をお知らせしますので、期日までに指定口座にお振込みください(振込手数料はご負担願います)。なお、入金された参加費は欠席されても原則として返金いたしかねますのでご了承ください。
◆お問合せ先
TOPPERSプロジェクト事務局(担当:根来、横井)
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-8-12 東実年金会館8F
(社)組込みシステム技術協会内
TEL&FAX: 03-3865-5616
Email:

カンファレンスプログラム


(敬称略)
9:30 - 受付開始
[開会] 会場:コンベンションホール:梅
10:00 開会挨拶
[特別講演]
10:00 - 11:00 「サービスロボットの実用化に向けて」
大場 光太郎(産業技術総合研究所)

概要:近年、産業ロボットでなく、人間の生活環境下で人間と共存して働くロボットの実現が求められている。ここでは、ロボットの現状と、サービスロボットを実用化するために必要となるであろう技術課題などについて議論する。

11:00 - 11:30 「TOPPERSプロジェクト活動報告」
加藤 博之(TOPPERSプロジェクト副会長/(株)エーアイコーポレーション)
11:30 - 11:45 「TOPPERSの現状を知るための開発支援サイトの使い方」
邑中 雅樹(TOPPERSプロジェクト理事/(資)もなみソフトウェア)
■午後は、二つの会場でセッションがあります。
[トラックA:コンポーネントトラック] 会場:コンベンションホール:梅
12:45 - 13:45 トラックA-1 コンポーネントシステムについて
「TECSの位置づけとロードマップ」
大山 博司(TOPPERSプロジェクト コンポーネント仕様WG/オークマ(株))

概要:組込みコンポーネントシステムTECSは、TOPPERSプロジェクトコンポーネント仕様WGで2004年1月から開発を進めてきたもので、ようやくこの5月に一般公開となりました。TECS には、TOPPERSプロジェクトならではの多くのアイデアが盛り込まれており、大規模化、複雑化する組込みシステムの開発を支援するものと確信しています。本講演では TECS の開発目的や、どのような使われ方を想定しているかを中心に、位置づけとロードマップをご説明いたします。

「日本の組込み現場から生まれたTECSへの期待とキャッツの試行紹介」
穴田 啓樹((株)キャッツ)
13:45 - 14:00 休憩
14:00 - 15:30 トラックA-2
「TECSの使い方と事例紹介」
安積 卓也(名古屋大学)
鵜飼 敬幸((株)ヴィッツ)

概要:まず、コンポーネント記述の書き方など、TECSの基本的な使い方についてのチュートリアルを行います。次に、5月に一般公開されたTECSのパッケージについての説明を行います。特に、ASP+TECS(TOPPERS/ASPのカーネルオブジェクトと周辺モジュールをコンポーネント化したもの)を解説をします。最後に、TECSを利用した事例として、倒立制御実験機(PUPPY&PUPPU2)を紹介します。

[トラックB:一般トラック]  会場:コンベンションホール:鶯
12:45 - 13:45 トラックB-1 カーネルセッション
「TOPPERS新世代カーネルの発展」
本田 晋也(名古屋大学)
石田 利永子(名古屋大学)

概要:TOPPERS/ASPカーネルを発展させた、TOPPERS/FMPカーネル(マルチプロセッサ対応)とTOPPERS/HRP2.0カーネル(メモリ保護対応)について解説する。FMPカーネルは、SMP型とAMP型の両方の利点を生かしたマルチプロセッサ用RTOSである。一方、HRP2.0カーネルは、TOPPERS/HRPカーネルをベースとした、メモリ保護機能を持つRTOSである。さらに、トレースログの可視化ツールであるTraceLogVisualizer(TLV)についてもデモを交えて紹介する。

13:45 - 14:00 休憩
14:00 - 15:30 [トラックB-2 事例セッション]
「身近なプリンタにも使われているTOPPERS」
大塚 修司(セイコーエプソン(株))
「ETロボコン2009におけるTOPPERS ATK1/JSP」
近政 隆(サイバネット システム(株))

概要: ETロボコン2009では、走行体の開発環境として新たにTOPPERS ATK1/JSPを採用しました。TOPPERSプロジェクトに関連した、組み込み技術者育成事例の一つとして紹介します。

「RTOSアプリを開発するPBLコース」
山本 雅基(名古屋大学)

概要:名古屋大学の教育プログラム(NEXCESS)では、TOPPERS/JSP上のリアルタイム・アプリケーション開発を題材としたプロジェクト型教育(PBL)を実施した。その経験を紹介すると共に、社会人教育における理想的なPBLコースのあり方を提案する。

「HAMANA実行委員会ペイロード」
松本 哲明(HAMANA実行委員会)

概要:HAMANA5実行委員会のペイロードに見る、TOPPERS/ASPカーネルの実装と、S/W構成、H/W構成の紹介と、打ち上げ結果を発表します。

「TOPPERS 通信ミドルウェアの機能安全」
岡村 真吾(東海ソフト(株))

概要:機能安全に対応した通信ミドルウェアの開発に対する概要を弊社を含めたコンソーシアムの活動成果より紹介します。

[ミニ展示] 会場:コンベンションホール:ホワイエ
11:45 - 16:30 TOPPERSプロジェクト会員企業による製品展示
15:45〜16:30にはコンベンションホール:鶯にてTOPPERSプロジェクトの通常総会を開催いたします。 総会に出席されない方は、ミニ展示をご覧ください。
[基調講演] 会場:コンベンションホール:梅
16:30 - 17:30 「TOPPERSプロジェクトの現状と方向性」
高田 広章(TOPPERSプロジェクト会長/名古屋大学)
[懇親会] 会場:コンベンションホール:鶯、ホワイエ
17:30 - 19:30

TOPPERS of the Year 発表
過去1年間の活動を振り返り、会員が最もインパクトのあった活動を表彰!今年は

TOPPERS/FMPカーネルの一般公開

が受賞しました!

19:30 閉会