(toppers-users 3253) Re: 「RSK-M16C-62P(ルネサステクノロジ)簡易パッケージ」のポーティング

Nozomu Kon kon-n @ vecc.co.jp
2010年 10月 7日 (木) 12:36:44 JST


 小田様

無事、動作されたようでよかったです。
WDTとは盲点でした。

私の環境ではHEW出力のスタートアップを改変して
動作させていたため、小田様の状況にはならなかったようです。

「初期状態」には神経をとがらせているつもりでしたが、
分厚いマニュアルを前に怯んでしまうのも確かです。。。

 ベクトル株式会社
 今  望武(Kon Nozomu)

(2010/10/07 10:57), 小田 純之 wrote:
>  斉藤様、今様
>  ご指摘ありがとうございます。
>  小田です。
>
>  M16C65マイコンで動くことが確認できました。
>
>  マニュアルを見直したところ、ウォッチドッグタイマが誤って動いて
> いたことが原因でした。
>  オプション機能選択1番地 (OFS1)の中に「ウォッチドッグタイマ起動
> 選択ビット(	0:リセット後、ウォッチドッグタイマは自動的に起動、1
> :リセット後、ウォッチドッグタイマは停止状態)」があり、これの取
> り扱いを間違えていました。
>  マニュアルには「オプション機能選択1番地 出荷時の値:FF」とあ
> ったのでリセットされたらこの値が入ると思っていたのですが、「
> .ofsreg 0FFH」という処理を設定しておかないと「00」になるようです。
>
>  斉藤様、今様
>  お忙しい中、色々とアドバイスいただきありがとうございました。
>
> ========================================= 
>  ビクターテクノブレーン株式会社 
>  システムG システム1チーム(兼 開発G 開発3チーム)
>  小田純之 
>  E-mail  : oda-yoshiyuki @ jvc-victor.jp 
> =========================================  
>
>
> Nozomu Kon <kon-n @ vecc.co.jp> wrote:
>
>>  小田様、斉藤様
>>
>> ベクトル(株)の今です。
>>
>> 斉藤様の仰る通りかもしれません。
>>
>> E8aオンチップデバッグを行っているのでしたら、
>> モニタワークRAMとして0x200Byteを使用するので、
>> ここにアクセスしていないかを調べたほうがいいかもしれません。
>>
>> HEWをお使いですよね。
>> マップの「section infomation」を表示して、内蔵RAMの
>> 使用エリアとモニタワークRAMが干渉していないかご確認ください。
>> (モニタの開始位置はE8a起動時に指定できると思います)
>>
>> 私の場合はデバッグ環境用にコンフィグレーションを立てて、
>> モニタワーク動作用のセクションを切ってRAMの衝突を
>> 回避するようにしています。
>>
>> もしくは、スタートアップ用のプロジェクトを用意して、上記問題を
>> 解決することもできると思います。
>> (モニタ領域を指定する項目があります)
>>
>> 以上、参考になればと思います。
>>
>>  ベクトル株式会社
>>  今  望武(Kon Nozomu)
>>
>>
>> (2010/10/06 19:03), Saito Naoki wrote:
>>> 小田様,今様
>>>
>>> 名古屋市工研の斉藤です.
>>>
>>> 自分の過去の経験では,
>>> エミュレータを使用してフリーズが発生する場合,
>>> ・モニタプログラムのROM領域またはワークRAMへアクセスした
>>> ・フラグレジスタを上書きする命令をステップ実行した
>>> のいずれかが原因として多かったです.
>>>
>>> キット付属のサンプルとASPとではメモリ使用量が異なると
>>> 考えられますので,ひょっとしたらモニタの使用領域へ
>>> アクセスしているのかな,と思います.
>>>
>>> 以上,参考まで.
>>>
>>> (10/10/06 17:28), Nozomu Kon wrote:
>>>>   ベクトル(株) 今と申します。
>>>>
>>>> 私もM16C/65マイコンを使用/評価しているところです。
>>>> (当方 JSPですが)
>>>>
>>>> 状況が詳しく判りませんが、フリーズが起こる状態での
>>>> セクション配置はどのようになっているのでしょうか。
>>>>
>>>> 「sstr.b」の処理では「0クリア」しているだけなので、
>>>> 書き込み先のアドレスが不正なのではと推測します。
>>>>
>>>> どのファイルを入れ替えて動作するのか、
>>>> が判れば解決は早いと思います。
>>>>
>>>>   ベクトル株式会社
>>>>   今  望武(Kon Nozomu)
>>>>
>>>>
>>>>
>>>> (2010/10/06 16:07), 小田 純之 wrote:
>>>>>  初めて投稿させていただきます。
>>>>>  小田と申します。
>>>>>
>>>>>  RENESAS製 M16C65マイコンにポーティングを行っているのですが、う
>>>>> まく動作しないため相談させてください。
>>>>>
>>>>>  M16C/65マイコン「R5F3650TDFB」を使った製品の開発を行っているの
>>>>> ですが、aspカーネルを使えないか検討しています。
>>>>>  「Renesas Starter Kit for M16C/65」を用いて「RSK-M16C-62P(ル
>>>>> ネサステクノロジ)簡易パッケージ」を元にポーティングしてビルドを
>>>>> 行いました。
>>>>>  ビルド環境は以下の通りです。
>>>>> 	M16C Assembler:5.15.00
>>>>> 	M16C C Compiler:6.03.20
>>>>> 	M16C Configurator:3.30.01
>>>>> 	M16C Librarian:1.02.00
>>>>> 	M16C Linker:5.14.01
>>>>> 	M16C Load Module Converter:4.02.01
>>>>> 	HEW:4.08.00
>>>>> 	Windows:WindowsXP SP3
>>>>>
>>>>>  しかしエミュレータやチップで動作確認を行うとスタートアップの
>>>>> BSS領域(bss_NE)の初期化処理で「sstr.b」を実行するとフリーズが起
>>>>> きてしまいます。
>>>>>  Starter Kit付属のサンプルプロジェクトにこの処理を移植して動作
>>>>> させると正しく動作します(初期化領域を直値で全く同じに設定)。
>>>>>  試しにスタートアップの先頭に処理を持ってきて(CPUの設定はリセッ
>>>>> ト値で問題無し)実行しても結果は同じでした。
>>>>>
>>>>>  「sstr.b」を実行するとフリーズが起こることについて何か考えられ
>>>>> ること・確認すべき点についてご教授いただけると幸いです。
>>>>>
>>>>> 以上です。
>>>>> 宜しくお願い致します。
>>>>>
>>>>> =========================================
>>>>>   ビクターテクノブレーン株式会社
>>>>>   システムG システム1チーム(兼 開発G 開発3チーム)
>>>>>   小田純之
>>>>>   E-mail  : oda-yoshiyuki @ jvc-victor.jp
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