(toppers-users 1053) Re: アプリケーション・プログラマのための入門書
pikachu @ kaguyahime.ne.jp
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2003年 8月 19日 (火) 17:04:37 JST
アスタの土居と申します。
> 具体的に、どんなものを作るのかという、現実の方から攻めるのはどうでしょうか。
> 作りたいものを想定して、それを実現するためには、
> どういうハードウェアの仕様、どういうソフトウェアの仕様になるか。
そもそも、私がいわゆる「組み込み」に関わろうとしたきっかけは
マイコンボードと呼ばれているものに LAN インターフェースが付いた
からです。もともと、マイコンボードで家電品から工作機器まで様々な
ものを制御することが可能であることは知っていました。
その段階では「ああ、できるんだ」で止まっていたのですが、これに
LAN インターフェースが付いたということで俄然興味が湧いてきたのです。
以前は携帯電話など決して持たないぞ、と思ったくちでしたが、今では
結構最新機種を追っかけて持っていたりします。携帯電話というのは
非常に将来性のある端末ですよね。この将来性のある端末と様々なものを
制御可能なマイコンボードが一緒になることで無限の可能性が見えてきた
と感じているのです。
そして、Java の存在です。私は Zaurus を持っていましたが、自分に
必要なツールは自分で作って利用してきました。ある種のエンジニアは
自分に必要なツールが無ければ自分で作るというスタンスを持っています。
携帯電話と Java が一緒になったことで、かつて「こんなことができたら
さぞかし (自分にとって) 便利だろうな」と夢描いていたことが、
頑張りさえすれば現実となる時代になったわけです。
制御対象 <--> マイコンボード <-- Internet --> 携帯端末
遠隔地から携帯電話を使って自宅のホームサーバを制御するなんてことを
とりあえずやってみたいですね。ホームサーバの代わりに学習リモコン
なんかも面白いと思っています。
私は Unix 上でソケットを使ったプログラミングは経験があるので
uITRON 上で TCP/IP を扱うにはどうすればいいのか、また POSIX
スレッドを使ってマルチスレッドプログラミングをしてきたのですが
uITRON ではどうすればいいのか、という問いに応えられるような資料が
欲しいのです。
# まあ、無ければ作ればいいやとは思っていますが...
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